HELPFUL
建築や水処理に関する基礎知識から、これまでの問題解決事例、
その他弊社で取扱っている機能性アイテムをご紹介致します。
『正しい手洗い環境』を整えることで食品衛生、 感染予防のレベルアップ
2022.01.13
「手洗いに始まり手洗いに終わる」。食品を取り扱う方々は、一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。
食品衛生だけでなく、医療や日常生活(感染予防)においても「手を洗う」ことは衛生管理の基本であり、昨今の新型コロナウィルス感染症の流行によってその重要性が改めて認識されました。
ただ、手洗いは衛生管理の基本であることは間違いないのですが、実際に作業現場を訪問させて頂くと、
・手洗い設備が古くて使いたくない(汚い印象)
・手洗い設備が故障したまま放置されている
・各設備のレバーやポンプが汚れていたり、水浸しなので使いたくない(不衛生)
・水しか出なくて冬場は手を洗いたくない(冷たくて洗えない…)
など、様々なご意見を頂戴します。
そこで、今回は『正しい手洗い』をする為の環境に必要なツールと施工事例をご紹介します。
<手洗いのノータッチ化(非接触化)で交差汚染を防止!>
水栓のカランやレバー、手洗い石鹸容器のポンプなどの汚染は、これらの設備を介した交差汚染の原因となってしまいます。
そこで、手洗いの一連の動作を非接触化することで、より衛生的な手洗い環境を整えることが出来ます。
また、「濡れたカランに触れたくない」「黒ずんだポンプは使いたくない」といった使用者の心理的な問題も解決でき、従業員の手洗い頻度の向上=職場の衛生管理レベル向上につながります。
(施工事例)
サラヤ製の自動手洗い器は、センサー感知で設備に触れることなく手洗いをする環境に最適です。
またシンク一体型のものから自動水栓やオートソープディスペンサーなどの個別設備まで、設置環境に合った設備をご提案致します。
<手指消毒までが「衛生的手洗い」>
食品や医療・福祉業界では「衛生的手洗い(通過菌を100%除去する)」が必要とされています。
衛生的手洗いには、①洗って(洗浄)→②拭いて(乾燥)→③消毒まで行うことが必要です。
手洗い場に自動手指消毒器を設置することで、日々の手指消毒を定着させることが出来ます。
←自動ドア連動タイプ
(施工事例)
100V電源・乾電池など、設置環境に応じて適したディスペンサーをご提案します。
また「手指消毒をしなければ自動ドアが開かない」自動ドア連動タイプの手指消毒器もございます(自動ドア工事も併せてご提案致します)。
<設備だけでなく「空間」ごとリニューアル>
お客様のお話しを聴いていると、手洗い場やトイレをリニューアル(改修)することで、従業員の施設の利用頻度や使い方の改善につながったとのご意見をよく耳にします。
設備だけを新しくするより、空間そのものを新しくすることで従業員の意識改善効果がより高くなり、自主的な手洗いや衛生管理につなげることが出来ます。
(施工事例)
工場の前室(サニタリールーム)やトイレをただキレイにするだけではなく、「より衛生的な環境」を考えたリニューアル提案をさせて頂きます。
上記に加え、電気温水器(冬場の手洗いには必須!)の設置や、自動うがい器(感染予防は手洗い・うがい!)などもご提案しております。
設置スペースや既存設備の制限のあるリニューアル工事でも、それぞれのお客様に合った設備や工法をご提案
させて頂きますので、食品衛生・感染予防対策でお困りの方は是非ご相談下さい!
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